最近のキックボクシング界は本当に盛り上がってきたと思います。
本当にうれしいです。
この前、パソコンで5年前のキックの試合結果を見ていました。
2013年は
K-1の国内大会はなし。もちろんKNOCKOUTもまだ始まっていない。
一番大きい会場で後楽園ホール(後楽園ホールを下にみているわけではないです。)
Krushも新宿FACEと後楽園ホールを併用して運営。
大会の開催は主に新宿FACEやディファ有明という収容人数1000人以下の会場でした。
今思うと、K-1消滅からこの2013年頃は本当にキックボクシング冬の時代の最中だったなと感じます。
この時代も、今キック界を盛り上げている選手のほとんどが活躍しています。
でも上記のような状態でした。
そして2018年です
今では
K-1が新生K-1としてさいたまスーパーアリーナのメイン会場を使うようになり
KNOCKOUTが発足され各団体の王者が集結し、両国国技館を使用します。
そしてRISEやシュートボクシングも両国国技館を使います。
後楽園ホールの使用頻度も格段に上がっています。
K-1、PRIDE全盛期と変わらない会場を使うようになりました。(実際にはあともう少しだと感じますが)
K-1とKNOCKOUTのテレビ番組が毎週放送され
RIZINでは地上波ゴールデンでキックボクシングの試合も放送されるようになりました。
キック界から那須川天心という格闘技界のスーパースターが生まれました。
K-1の武尊もスーパースターです。
この二人は多くの地上波番組に出演してキック界を盛り上げてくれています。
本場のタイでも実力を証明することができ、梅野源治やT-98はラジャのタイトルを取りました。
今は日本だけでなく海外でもキックボクシングが盛り上がっており、多くのキック選手が海外の団体に参戦しています。
キックボクシング界のベースが確実に上がってきています。
そして、ついに大みそか。ボクシング界の生ける伝説であるフロイドメイウェザーJrと那須川天心が戦います。
キックボクシングの選手が世界で一番お金を稼ぐプロスポーツ選手、ボクシング界の伝説と対戦するんです。
エキシビジョンでもメイウェザーの前に立つことは簡単ではありません。もちろん日本人初です。
ボクシング選手じゃないキックボクシングの選手がメイウェザーの前に立ちます。
ちなみにこの対戦はエキシビジョンですがヘッドギアなし、KOしてもよいという契約になってますから公式戦ではないですがガチンコです。
2013年のキックボクシング界の状況から今の状況が想像できたでしょうか。
これは、選手の頑張りだけでなく、選手と運営の頑張りです。
キックボクシングの魅力を多くの人に伝え、協力者を募り大きな大会を開いてくれました。
自分はPRIDEやK-1の全盛期より今の方が好きです。
確かにあの時は世界のトップの選手が日本に集結していました。間違えなく。
しかし、あの時ってテレビに出て活躍するレベルにおいては軽量級は軽視されていて、ヘビー級から70㎏位の選手しか有名になるのは難しかったとおもいます。
山本KIDもそうですが、本来なら60㎏前半の選手が無理やり70㎏の試合に出ていましたから。K-1MAXに出るために。
そして、それ以下の体重は旧K-1で最後の方に63㎏級を作ったくらいだったと思います。
でも今は違います。軽量級から重量級までしっかり取り上げてもらえるレールができています。
全体的に全階級がしっかりベースアップしています。那須川天心は軽量級ですしね。
2018年もあとわずかです。
来週のK-1とKNOCKOUT。そして、年末のメイウェザーVS天心
本当に楽しみです。