初代フェザー級王座決定トーナメント 開幕
ついに始まりました。K-1初代フェザー級王座決定トーナメント。
日本人4人、外国人4人の世界トーナメントです。
ユンチー以外の外国人はK-1初参戦。
戦歴だけ見ると3人とも20戦前後して負けは多くても2敗くらい。
実力は別として勝ち癖がついているのは、また一つ強みです。
実績的には良い外国人をそろえたなと感じました。
結果は圧倒的な武尊の優勝で幕を閉じる。
1回戦、完全に優位に立ったのは小澤海斗でした。わずか1R膝蹴りでジョシュ・トナーをマットに沈めノーダメージで準決勝へ。
武尊は圧倒的な大差をつけるも判定までもつれ込む。
若さのエリアス、パンチのユンチーが準決勝へ。
小澤VSエリアス
確実にエリアスは手足が長すぎて小澤のスピードについていけない。遠い距離からの蹴りで試合を展開。小澤のエリアスに対する2回のローブロー大きく試合が中断するも実力は小澤にある。そんな感じの試合でした。
正直、小澤はかなり練習して強くなったなと感じました。
武尊VSユンチー
今回、このトーナメントのベストファイトだったと思います。
パンチのユンチーにしっかし打ち勝って武尊のKO勝利。ハイスピードのパンチが交差する試合展開はかなりスリリングでした。ユンチーはちょっと「ストレートからのフック」に頼り過ぎてた。武尊はパンチうまいけど、とにかく強引って印象。力技で流れを持ち込む、勝利を持ち込む、そんな横綱的展開で勝利。
決勝は武尊VS小澤
まず結果は判定3-0で武尊の勝利!そして優勝。
試合展開は一方的な武尊ペース。準決勝までの小澤の勢いはどこに行ったのか。武尊も強いが、小澤の消極性が非常に目立つ展開でした。
実力でも武尊が上でしょうが、小澤は完全に武尊に苦手意識が出ていたというか、武尊からでる雰囲気に完全に飲まれているように感じました。
強すぎる武尊
いやー、武尊が完全に頭一つとびぬけた状態での優勝でした。
1回戦:無敗、ダウンもしたことない相手からダウンを奪い勝利。
準決勝:1階級上で小宮山にも勝ったことあるユンチーにKO勝利
決勝:完全に雰囲気だけで小澤を圧倒。ダウンを2回奪い圧倒的勝利。
とにかく武尊の強さを感じる大会でした。