今日は最近よく感じていたことを書きたいと思います。

それは、武尊の試合後のマイクの変化です。

特にこの1年で大きく変わってきたと感じます。

 

2018年3月21日 K-1GP 2018 K’FESTA.1

まずは、1年前のK-1GP 2018 K’FESTA.1のマイクです。

武尊はこの大会でK-13階級制覇を達成しました。

「で、僕、勝ち続けているんですけど、僕と対戦したいって言ってる人もたくさんいるし、やりたいと言っている選手もいますけど。立ち技の世界最高のリングはこのK-1なんで。やりたいならK-1上がって来てください。逃げも隠れもしないんで。K-1が世界最強のリングです。K-1最高」

 

2018年12月8日 K-1大阪大会

皇治との大阪決戦を制した後のマイクです。

「いろいろ団体とかありますが、正直…(観客からある選手の名前が叫ばれる)分かってますよ。実現するのは難しいことなんですよ。分かっていますよ。でも、あえて、全く実現できない状況で発言するとファンを裏切ることになるので中途半端なことは口にしたくないんです。

難しいことがありますが、僕が格闘技を背負う、変えるとずっと言ってきているので、時期は分からないですが、僕は必ず実現させようと思っています。そして、実現させるだけでなく僕は勝つ気でいます。そしてずっと僕が言っているK-1最強を僕が証明するので、これからも来年も再来年もK-1についてきてください。損はさせません。K-1最高!」

 

2019年3月10日 K-1GP 2018 K’FESTA.2

ラジャ現役王者のヨーキッサダーにKO勝利したあとのマイクです。

 

「今、格闘技が盛り上がっていて、ブームだと思うんです。昔の格闘技ブームにはまだかなわないかもしれないけど、もう(格闘技ブームは)始まっているんで、今日からスタートということで、みなさん一緒に盛り上げてください。これからはもっともっとK-1が最高ということを証明するために戦わないといけない相手もいると思うんで、それを実現させるのは難しいですけど、ブームで終わらせないで、このジャンルが野球とかサッカーとかバスケットボール、オリンピックみたいな、始まったらみんな見る、みんなが知ってるっていうものにするためこれからも盛り上げていくんで、よろしくお願いします。今日の大会でK-1が一番を証明できたと思うんで、みんなで最後にK-1最高を言ってもらってもいいですか? K-1最高!」

 

毎回恒例の大会を締める武尊のマイクです。長年、武尊VS天心が待望されるなか去年のK-1GP 2018 K’FESTA.1まではずっと同じ感じでした。

・K-1が世界最高の立ち技団体!

・やりたいならK-1に上がってこい!

・K-1最高!

今もK-1への愛は変わりませんが、当時は格闘技界よりもK-1が先に来ていて、K-1至上主義が強い印象でした。

 

しかし、ここからマイクの内容が大きく変わります。特に2018年12月の皇治戦後のマイクは特別だったと感じます。

K-1が一番の気持ちは変わりませんが、格闘技という大きなジャンルの中でファンが何を望んでいるのかすごく考えて発言してくれていて、「やりたいならK-1に来い」なんて雰囲気は全く感じません。

 

そして、先日行われたK-1GP 2018 K’FESTA.2のマイクでは「格闘技」、「格闘技ブーム」という言葉をたくさん使っていて、もちろんK-1が一番という気持ちは同じですが格闘技界を盛り上げていきたいという強い気持ちが出ていたと感じます。

武尊選手自身、過去のK-1を超えるという最大の目標を考えたときに自分たちの現在の力では難しくてもっと格闘技界が一つになって大きく動いていかないといけない。と考えていると感じます。

【K-1】武尊の「過去のK-1を超える」発言について考える

 

個人的には武尊選手、かなり苦しんでると思います。人生かけて、命張って格闘技界を大きく変えていきたい。と考えてくれてると思います。

 

どうしても現在の日本立ち技格闘技界は本質的な部分以外で大きな壁が生じています。

誰が強いのか、どっちが強いのか証明するのが格闘技なのに、それを証明できる環境になっていない。

その格闘技の本質を追求できる環境が整わなければ格闘技ブームなんて起こせないし、野球・サッカーなどの他競技に対抗できないと思います。

 

一つにならなくても、一日でも早く団体の壁が消えることを望みます。

今の現役選手たちは団体の壁を強く感じながら選手生活を送っていると思います。

遅くても、その選手たちが運営側に回る時代が来た時にはしっかり一つにまとまってくれて今頑張っているジュニア選手たちがもっと夢をみれる格闘技界にしてくれることを祈ります。。