ついにRISE WORLD SERIESの参戦選手が発表されましたね。
今回は58㎏トーナメントに参戦が決定した選手の紹介をしたいと思います。
参戦決定となった選手は7名。残りの1名は決まっていません。
参戦決定選手は以下のとおり
1、那須川天心(TARGET/Cygames/RISE世界フェザー級王者)
2、志朗(BeWELLキックボクシングジム/ISKAムエタイ世界バンタム級王者)
3、ロッタン・ジットムアンノン(タイ/ルンピニー&ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級1位)
4、スアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ/ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者)
5、フレッド“The Joker”コルデイロ(ポルトガル/K.O.TEAM/DUELライト級王者)
6、フェデリコ・ローマ(アルゼンチン/Dojo Serpiente/WKN世界ムエタイ58kg級王者、WKN世界K-1ルール58kg級王者)
7、タリソン・ゴメス・フェレイラ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー/SAIKYO GP優勝/RIZIN推薦選手)
1、那須川天心
詳しい説明は必要ないと思います。
メイウェザー戦のダメージがしっかり抜けて試合に臨めるか。それだけですね。
2、志朗
天心と並んで日本代表として選出されました。
現在は主戦場をタイに移し戦っています。
前回のRISEではフェザー級王者の工藤政英から慣れないRISEルールで勝利しています。
ムエタイスタイルですが基本的なスキルはすべて高いです。
工藤との試合でもとにかく前に出てくる工藤に対してガードを固めて返しのパンチをしっかり打っていました。
国内王者レベルに対してはしっかり見切り有効打を入れていける実力者です。
日本国内での戦績は、20戦15勝(8KO)1敗4ドロー。
唯一の1敗は江幡塁です。
3、ロッタン・ジットムアンノン
ロッタンも日本のキックファンにはお馴染みになりましたよね。
超激闘派のファイターです。
パンチをもらうと、もっと来いと自分で自分の顔にパンチするロッタン。大好きです。
一気に名を挙げたのは那須川天心との世界RISEフェザー級タイトルマッチですね。
判定で天心の勝利でしたが、印象は完全にロッタンでした。
自分も今回は天心の負け、ロッタンの勝ちだと思ったくらいです。
試合後の天心のマイクは印象的でしたね。
「試合に勝って勝負に負けた」と。
天心はロッタンへのリベンジを公言しています。白黒はっきりさせたいと。
堀口、メイウェザーと対戦し、武尊やマクレガーから対戦要求が来る那須川天心。
その那須川天心が指名するのがこのロッタンです!
そう考えるとロッタンすごすぎます。
4、スアキム・PKセンチャイムエタイジム
天心と対戦したのはKNOCKOUTでした。
当時は肘ありルールでの対戦で結果は判定負けでしたが、ラウンド終盤は距離を取って戦う天心に対し、距離を詰めて攻め続けるスアキムといった攻防でした。
試合終了のゴングと同時に天心の疲れた顔が本当に印象的でした。
そのスアキムはRISEルールでも強さを発揮しました。ダウンを奪ってイグナシオに勝利して今回のトーナメント参戦を決めています。
ちなみにロッタンともムエタイルールで試合をしています。その時はロッタンがダウンを奪って勝利です。
天心VSスアキムの後にロッタンVSスアキムが行われ、ロッタンがダウンを奪って勝利。
そして天心VSロッタンが実現した運びです。
スアキムVSロッタン ※ダウンシーンは3分30秒付近から
スアキムVSイグナシオ
すいません。画質が悪いです。
5、フレッド“The Joker”コルデイロ
この選手、2016年3月26日に那須川天心とISKAの世界ベルトをかけて戦っています。
結果は天心の判定勝利。序盤にダウンを奪っての完全な判定勝利でしたが、倒しきれなかったことで天心自身が外国人に対するフィジカルの弱さを実感したという一戦でした。
内容的には4、5Rにバッティングがありましたが後半の試合内容はコルデイロがなんとか持ちこたえていた印象です。
当時17歳なのでフィジカルなんてなくて当たり前だと思いますが(笑)
動画に関しては最近のものがありませんでした。
6、フェデリコ・ローマ
日本でもお馴染みで天心とも対戦したイグナシオ・カプロンチのセコンドで何度も来日しているのがこの選手です。
アルゼンチン出身で世界タイトルと63勝(31KO)4敗1分という好成績を残しています。
サウスポースタイルです。動画を見た感じはイグナシオの方が強い印象です。申し訳ありません。
※サウスポーの選手がフェデリコ・ローマです。
7、タリソン・ゴメス・フェレイラ
南米ブラジルからの参戦です。この選手は『RIZIN』推薦のファイターで14勝(6KO)1敗の戦績です。
強いかどうかはわかりません(笑)
この動画を見る限りは身体能力優位でアグレッシブに戦うスタイルですね。
相手の選手はWGPという南米最大級のキックボクシング団体に参戦している選手なのでそこそこの相手だと思います。
正直、キックボクシングという競技の完成度としてはまだまだな選手だと思いますがRIZINからの刺客であり、シュートボクセ所属ですから楽しみです。
※黄色いパンツの選手になります。
以上簡単ではありますが、参戦決定選手の紹介です。
対戦組み合わせが気になりますし、残りのひと枠がどうなるかさらに気になります。
南米・ヨーロッパ・アジアから選出されてるので残りはアフリカかアメリカでしょうか?
場所で選ぶならそうなりますがとにかく強い選手が来てくれることを望みます。
大田区総合じゃ箱として狭いんじゃないですかね。
このメンバーならもっと大きいところでも十分できたと感じます。