K-1といば内容はわからなくても一度は聞いたことがあるともいます。

格闘技の事でしょ?アンディ・フグ、アーツでしょ?魔裟斗でしょ?

みないな感じで大体の人が知っています。

K-1とういう団体を通してキックボクシングもかなり浸透したと思います。

そして現在もK-1は開催されています。

しかし、今は運営母体が全く違うし、他のキックボクシング団体との立ち位置が少し違います。

昔のK-1は運営規模・選手層・ファイトマネーなどで他団体を圧倒していました。

そのため、各団体のトップ(ヘビー級とミドル級)がK-1に出場できる、呼ばれる、といった関係でした。何万人もの観客、テレビ放送が行われるリングです。各団体もトップ選手を送り込んでK-1を通して自分たちの団体をアピールするといった考えもあったと思います。

しかし、2010年を境にK-1の状況が一変します。親会社のFEGが資金難に陥り選手へのファイトマネー不払いが発生します。その後、K-1の活動は失速します。

2012年に石井館長が海外を中心とした国際K-1連盟を立ち上げますが持続はせず。

そして、2014年に国内の活動を中心とした「K-1実行委員会」が立ち上がります。現在、行われているK-1はこのK-1実行委員会が主催です。プロデューサーは前田憲作が勤め、ジムも加盟制度となっており基本的に加盟されたジムから選手が出ます。

残念ですが、このK-1は今のキックボクシング界をこじらせている原因の一つだと思います。

母体が変わっても名前はK-1です。知名度があります。一般的な人から見れば母体がどうあれK-1です。昔にフグやアーツ、武蔵、魔裟斗などが上がっていたリング。テレビで放送され大晦日紅白を張り合ったK-1のリングです。プロ選手も小さい頃憧れたリングでみんな出たいんです。

しかし、現在のK-1は独占契約を選手とします。K-1に出たり他の団体の試合にでたりというのが出来ません。契約をしたら一定期間K-1しか出れません。また、他団体の王者はベルトを返上しないとK-1には出れません。これでは他団体は自分の団体の看板選手をK-1に送るのを渋ります。だって、契約中は自分の団体に出すことが出来ないんですから。

そしてキックボクシングファンはこう思います。K-1王者と他団体王者が戦ったらどっちが強いんだと。この図式で有名なのは55kg級の武尊選手VS那須川天心選手です。このカードは日本キックボクシング界が今一番見てみたいカードといってもおかしくないと思います。

ちなみにK-1以外の団体は盛り上がるように選手をいろんな団体に派遣しています。(RISE、レベルス、シュートボクシングなど)

そして、この関係性に耐えられないK-1に出たい選手はK-1に加盟しているジムに移籍をします。これもまた問題です。ジム側、選手側も複雑な想いだと思います。

K-1批判のような形になってしまいましたが、K-1の知名度・人気はやはり他団体よりも上だと感じます。

K-1側の受け入れをもっと幅広くしてくれればもっと面白くなるのになと思う今日この頃です。