五味との再戦で久しぶりに観た2度のKID戦
魔裟斗と五味の大みそかの戦いが発表されましたね。
どうしても、思い起こすのが昨年の山本KIDとの凡戦。
そしてさらに思い出したのは
K-1 PREMIUM 2004 Dynamite!! で行われた魔裟斗VS山本KID
久しぶりに2004年と去年の試合を観ました。
K-1 PREMIUM 2004 Dynamite!! 魔裟斗VS山本KID
久しぶりに観たけど2004年の魔裟斗VSKID戦は本当にすごかった。
K-1世界王者の魔裟斗にK-1ルールで挑んだ山本KID。
しかも体重は5kgもの差があり、動画を観ると体格差は歴然。KIDはK-1ルール2戦目
しかし、試合が始まるとKIDが1Rに右フックからさらに踏み込んで左ストレートで魔裟斗からダウンを奪う。
この時、魔裟斗がダウンを喫したのは、2002年にクラウスからダウンを奪われて以来。
世界のK-1トップファイターでも魔裟斗からダウンを奪えなかったのに
総合格闘家でK-1ルール2戦目の体重が5kgも違うKIDからダウンを奪われる。
本当に神の子KIDを感じた瞬間でした。
この時のKIDはまだ膝のけがもなく、とにかく踏み込むスピードが半端なく早い。
しかし、途中で魔裟斗のローブローが入りペースダウン。
魔裟斗が圧力で押し切り判定勝ちした感じの試合でした。
みんなよく言うけど、本当にローブローさえなければKIDが勝ってたかも。
魔裟斗がダウンしてロープに突っ込まれて行くのが本当に印象的なシーンでした。
2015年 魔裟斗VS山本KID
この試合はもうマススパーリングでしたね。
2004年の試合を観てからだと本当にさみしい限りです。
10年経って、KIDは全身刺青状態でラッシュガード着用で試合に。
また、KIDはこの時UFCとの契約がありマジFIGHTが出来なかったからマススパーリングのような感じになったんだと思いますが2004年の試合が凄すぎただけにがっかりでした。
UFC事情を知らないで観た人はどん底のがっかりだったと思いますw
2004年の試合を観ていて本当に凄いと感じたのは会場の熱気。
KIDがダウンを奪った時、会場が一斉に湧くあの盛り上がりは本当に格闘技の黄金時代だったなと感じました。
この記事を読んで頂いてる方にも久しぶりに観てもらいたい。
【動画リンク】